2019年1月26日のシンポジウムで、高瀬川でつながる菊浜・崇仁・東九条のまちづくりについてのアイデアが話し合われ、自然・歴史・芸術を資源として、持続的に発展する創造都市「高瀬川地域博物館構想」が提案されました。
今後、現地解説板設置などの実証実験などを行って、地域博物館のあり方を議論してゆきたいと考えています。


京都駅に隣接する崇仁地区の高瀬川には、驚くほど豊かな自然が残されています。「水の生きもの調査」を通じて、生物多様性の豊かな「環境未来都市」をデザインすることも博物館構想の一環です。
ハグロトンボの幼虫

ハグロトンボの交尾(緑色がオス、灰色がメス)

ハグロトンボが生きてゆき、次の世代を生むためには、水、土、水草、木々、ひあたり、ひがげなどの良い組合せ(ビオトープと言います)が必要です。高瀬川に多様な植物が生えれば、生きものも豊かになります。
(下:河合嗣生先生のスケッチ)
